Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ガヤ

今宵は久しぶりに、すっきりと結果に繋がる一晩に。今週はずっと喘いでいた週でしたが、終わりよければ切り替えも容易で。さて今夜は、準備の段階から頭の温度が沸点に達するようなスクランブルで特別なワイン・リストのページ作成を。
・Barbaresco’88 GAJA
ご予約時にガヤを指定された、ご常連は比較的数字には五本ぐらいまでは肯定的な方で。そんなこともあり、タイムリーにも本日届いたインデントのアイテムも揃えてアンジェロ・ガヤだけのページが見開きで。揃えに揃えたバルバレスコは’96から’90’89’88’87’85’86’82’79’75’74’70’69’67’65’64までの16アイテム。コスタ・ルッシは’93’88’79。ソリ・ティルディンは’83’81。バローロ・スペルスは’91’88。ダルマジも’85、マグナムで’83。計25本の迫力のリストは苦心の作にも、数分で’88に決定されあまり大きな反応もございませんでした。それでも、当たり前のように華開くスミレのブケは見事で、花束のような存在であるものの重量級のパワフルな質感はやはりやはり、愛してやまない存在で。それにしても気付けば整理しきれないワイン・リストは追加ページと言う形で一段と厚く・・・・・・・・・。
あと、今宵はグラス・ワインで顧客の好みを知りながらも中々「おいしい」と応えていただけず。いつもと、違う反応は連鎖反応のようにお隣にも飛び火して。簡単には、言い訳も含まれて対応はいたしましたが単純に他のワインをお持ちすれば解決を。基本的には悪気はない反応でしたので出来る限りのホスピタリティにて。ですが、今宵めぐり合わせが悪く最終にはグラス・アイテムを全て並べての大試飲会になっておりました。休み前の今夜ぐらい振舞いも兼ねてこんな対応も楽しく。
さて、明日は臨時の貸し切りの営業です。12名様の宴会は、これまた楽しみな晩に。

               Sommelier R.Imamura