Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

入荷された特別は

セラーのストックが、溢れんばかりの状況に整理をしてもし尽くせないこの頃ですが、本日も。先日のクロ・パラントゥ’83の出来事は、私にアンリ・ジャイエの拍車を。様々な情報は交錯する神様なだけにワイン自体の相場も気がかりで。とは言え、世界中にはまだ存在はする彼のワインですが理解できる範囲のプライスでは、中々存在いたしません。ましてやこの狭い京都にはほとんどお持ちの方はおられないかと・・・・・・・・。
専門店としては、持ちたいものですが追いかけすぎると見失う難しさも。とりあえず今回は、そんな言い訳をしながらも衝動的に
・Darmaji’85 Gaja
・Charles Heidsieck Charlie’85
・Beaujyoley Villages’78 Joseph Drouhin
・Floulie’80 Joseph Drouhin
・Meursault Clos de Mazuret’69 Jacques Prieure
・Chateau Lynch Bages’64
・Chateau Petrus’79
・Vosne Romanee’76 Henri Jayer
・Vosne Romanee Clos Parantoux’86 Henri Jayer
などなどため息のグラン・ヴァンにセラーへの搬入も慌しく。気温も上がり、ボトルが随分と汗をかく季節ですので。ハイ・プライスのものは、特別ですがボージョレイ・エリアのオールド・ヴィンテージなんて面白くないですか?賛否両論のお試しアイテム。
それから、今週の日曜は急なご依頼で貸し切りの営業を。シェフにも申し訳ないのですが、兼ねてからの大切な顧客のたってのご依頼。何とか対応を、ましてやワインのリクエストまで。ニューヨークの美術館の館長さんだけあり、シャトー・ディケムをセレクト。ハーフ・ボトルばかりですがヴィンテージ’94’91’90’85’67と嫌味なほどのコレクションには期待を。もうひとつは、イタリアの珍しいものを。フリウリのグラヴナーの白を、さすがに手持ちは無く。ですが見つかるもので土曜日着の早業で。日本には、カルトと呼ばれる特別も本当に溢れているのだなーと実感。怖い世界ですが・・・・・・・・。
               Sommelier R.Imamura