Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵は貸し切りにて

5月の最終日は、貸し切りにてお断りしなければいけないゲストも。今宵は祇園のママさんの大切なお客様のお誕生日の食事会に、目一杯のご準備でした。シェフは昨夜の時点でけりは付いていたようでしたが、バースデイ・ケーキは9名様にも貧弱さを微塵も感じさせない素晴らしいケーキを作ってくれていました。(ケーキ屋さんで買ったらいくら位するのだろう・・・・)私はぎりぎりまでワインの資料つくりに追われました。少しでもデジタル・カメラが使いこなせるようになると欲は出るもので、何度もプリンターと格闘する場面も。まあ、なんとか間にあいプチ・ワイン会のような楽しい会に。先日もご紹介した田崎さんの記念日ワインの本で、とてもとても盛り上がられ流石盛り上げ上手の祇園のベテラン・ママさんはとても素敵に一段と感じられ。そして今宵のワインはのアイテムは
・Bollinger Special Cuvee
・Chardonnay’04 Mommessin
・Clos Fourtet’87(Magunam)St Emilion
・Chateau Malescot Stexupery’95 Margaux
このアイテムで9名様にてコースのお料理を添えてお一人¥8,000−のとてもお利口な会では。平日と言うこととお人数もまとまっておられたのは助かり、また2時間できっちりのお約束でした。
なにしろ、今宵主賓のご夫婦はなんと仲良く5月30日を同じ日付のバースデイに。そんなこともあり、先の記念日ワインの本に紹介されていたワインが5月30日はマレスコ・サンテグジュベリの’95でしたのでたまたま手持ちのものがあり、こんなワイン・リストになりました。さすがにこの日のお花の”クラーキア”は京都のめぼしいお花屋さんには、ほとんど問い合わせたのですがございませんでした。
ちなみに、田崎さんのこのワインのコメントを添えましょう。”カシスの果実香、甘草、樹脂のようなスパイス香とロースト香、ヴァニラ香が調和。味わいは柔らかな果実味に豊かな渋みを感じる。 「星の王子さま」の作家と同じ名前で「少女の頃の憧れ」からイメージした”
(クラーキアの花言葉 少女の頃の憧れ)
憎い表現の上手さに嫉妬すら覚える世界No1ソムリエでは。
             Sommelier R.Imamura