Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

カリフォルニア・カルトの最高峰

今宵はビストロの最後のステージを迎える、絶好の晩に。VINの日の20日は、私はご依頼いただいていた恐ろしく原価のかかったワインの依頼主の連絡を待つ間は、気が気でなく落ち着かないワインの日に。やっと11:30ごろのご連絡にホッと胸を撫で下ろしましたが、ワインバーのお席は予想外の大人数の為ご準備出来ず・・・・・・・・・。なにせ、随分豪遊されたようで舞妓さんを3人引き連れて。ビストロは、最後に抜栓されたワインが幻の1本でした。7年の営業の終止符には、相応しく
・Screaming Eagle’98 Napa 
カリフォルニア・カルトを飲み干しつつあるムッシュは、お祝いを兼ねて最高位の年産500ケースの怪物を。この本数は、あのロマネ・コンティよりも少なくメーリング・リストに載らないと手に入らないと言われる超稀少ワインで、兼ねてより太秦より「いつでも届けるよ!」と煽られていた最もハイ・プライスな看板を掲げた困ったアイテムで。’98ヴィンテージとまだまだ若さ漲るセクシーにして豊満、艶っぽく感覚を艶かしく刺激するものの、ただベッタリとはしておらず、珍しいエレガントな質感が。8名様の一瞬の飲みっぷりに、中々本来の姿はもっと時間が必要でした。やはり、カリフォルニアの熟成は8年ぐらいでは、ほとんど進んでおりませんた。ただ、このタイプを愛でられる方たちは、透かすことすら出来ない黒にも感じられる濃い色合いと、メリハリのある濃縮された甘み、力強いタンニンに魅力を感じられておられるはず・・・・・・・・・。ただ、残念だったことはエチケットを剥がさせていただいたのですが、酔いのため忘れられ台紙ごと残されていたことが。
それにいしても、この最高峰のカルトは私自身初のテイスティングになりました。こんな機会でもなければ、試すことは出来なかったでしょう。チャンスを与えていただける大切なお客様には感謝の気持ちで一杯でございます。
ビストロのフロアは、残念ですが今宵にて閉店いたしました。これまで支えていただきありがとうございました。なお、引き続き2Fワインバーはソムリエ今村とシェフ紺野は変わらずサーヴィスに勤めさせていただきます。皆様のお越しを心からお待ちしております。

             SOMMELIER R.IMAMURA