Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

久しぶりにシガーについて

休まる暇も無く駆け抜けていった先週は、私のシガー喫煙率は100パーセントに。ゲスト・アウトされた後は、デスク・ワークをこなしながらも片手でパソコンに向きながらももう一方の手には太目のシガーが。何よりも至福のひと時の楽しみで・・・・・・・・・・。
そういえば、ワインだけでなくシガーの銘柄にも「シャトー・ラトゥール」なるものが。大先輩の山口さんからは、以前きいてはいたものの中々手に入れることは無く。ですが、納品業者の竹川さん流石です。基本的には箱単位でしか購入することの出来ないこの稀少なアイテムを数本だけ。
この銘柄は、かつてのキューバ社会主義に改革される前のトップ・ブランドだった「ダビドフ社」のもの、偉大なるジーノ・ダビドフによるヴィンテージ・シガーです。あまりにもメジャーになり過ぎてしまった、彼は社会主義の構造上、困難な対象に。そのためジュネーブにてビジネスを展開せざる負えない立場に。現在では、ドミニカのタバコの葉を使用するものの、かつては当然ハバナ産のもので。ヴィンテージは’88のものらしく、実は先日のシャトー・ラトゥール’56を楽しまれた方に、試していただけました。失礼ながら、ひと吸いさせてもらいましたが柔らかく、マイルドな味わいと熟成による芳しい芳香はプライスを考えさせなくするだけの上質なものに。
本数に限りがあり、幻の1本であることは間違えなく・・・・・・・・・。

             SOMMELIER R.IMAMURA