４月の三週目の今週は、連日の慌しさに春らしさが溢れ。今宵も中盤以降の勢いにあたふたと・・・・・・・。グラン・ヴァンあり、出前の差し入れの「まとい寿司」さんもあり、ワインバーで対応しきれないゲストをビストロへと、また現在４：３０をまわりましたが飲み続けるゲストとお一人カウンターに突っ伏してしまっているムッシュも。また、この「つぶやき」を１年程前から読み続けていただいているマダムの可愛らしさにも心癒される瞬間も。とは言え上手く立ち回り出来ない深夜２：００は、中々のダメージで。失礼は出来る限りなかったのであれば幸いで・・・・・・・・。今宵は
・ＬＡＴＲＩＣＩＥＲＥＳ ＣＨＡＭＢＥＲＴＩＮ’７８ Ｃａｍｕｓ
・ＣＨＡＴＥＡＵ ＬＡＦＩＴＥ ＲＯＴＨＳＣＨＩＬＤ’９１
・ＣＨＡＴＥＡＵ ＭＵＳＡＲ’８１ （ＬＥＢＡＮＯＮ）
ブルゴーニュ・シャンベルタンのもうひとつの特級畑、ラトリシエール。今回も熟成したカミュは美しく。こもった香りを持ちながらも華やかにしおれた薔薇のブーケを放ち、柔らかい輝きを感じさせてくれる吸い込まれるようなルビーレッドは、それだけでこのワインの魅惑的なスタイルを物語り。
ボルドーの特別を！とのセレクトは筆頭に。包み込むほどの包容力を持つ、個人的には五大シャトーの中でも最愛のラフィット。このボトルはイメージよりも内向的で閉じこもっておりましたが、次第にガウンを滑らせていくような妖艶なところを。男性三名での楽しみとしては色々ですが・・・・・・・・・・・。
おとりおきのワインを減らされるがごとく飲み込まれたムッシュはレバノンの予想以上の上質でパワフルな酒質に、最後はカウンターに崩れ落ち。５：００まで休まれたうえで、スタッフは気にせず片づけを。
とにかく、止まることのないこの時期はがんばらなければ！いずれ暇な時期もくるはずなので・・・・・・・・・・・。
それから、つぶやきをご覧いただいた方々から２０日のご予約を幾つか。お心使いに感謝いたします。
ＳＯＭＭＥＬＩＥＲ Ｒ．ＩＭＡＭＵＲＡ
