Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

耐えている月末

今宵の水曜日も耐えているような現状に、勢いのなさを感じさせます。ビストロがやっと期待する状況も作れましたが、今月は時すでに遅しで。とはいえ、兼ねてよりのご常連さんの久しぶりのご利用は嬉しいもので・・・・・・。
また、最近はワインバーに会社の社長さんでありながらソムリエのライセンスを昨年取得されたあのムッシュのご利用が頻繁に。シガーを燻らせながらボランジェを傾ける姿は、私どもの理想型では。ハード・ワークでしょうが、ひと時の癒しの時間であれば幸いです。
そして、今宵は「鶉亭」のシェフ、田村さんが。数人のスタッフを引き連れて今月いっぱいの退社の挨拶に。相変わらずの丁寧さに、見習う部分も多く「ぶどうの蔵」の寺林と私、「鶉亭」の山脇さんと田村さんは4にんともヴィンテージ’73と言うめぐり合わせに切磋琢磨したいライバルなのでは。意外な同級生でしょうが皆様にも、また違った見方を楽しんでいただけるのでは?
それから、今宵はオーストラリアのグラン・ヴァンが
・Penford Bin'707 '98 Cabernet Sauvignon
アメリカから、年に数回日本にビジネスで通われる、美術系のムッシュ。京都でも、中々有名な方で日本については、日本人の私より見識が深くまたまた素敵なおじ様で。随分お付き合いも長くなり、お越しの際は必ず息子「青龍」の成長写真をご覧になられます。また、ワインもお好きでこのペンフォールドの’707は、これまでも何本か。ミントやハーブのニュアンスがはっきりと感じ取れる解かり易い濃度のニュー・ワールドは、良い意味で国民的な嗜好が見て取れます。そうは、言いながらもかつてはプライスの桁を1つ間違われD.R.CのLa Tache'86を飲み込まれましたが・・・・・・・・・。
さて、明日はワイン会の貸切りです。今回もこれでもかのライン・ナップに楽しみが尽きませんが・・・・・・・・・・・。

               Sommelier R,Imamura