Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

相変わらず極端な

昨日24日の金曜日は、前半の寂しさとは対照的に中盤からのバタバタさは相変わらずの対照的な1日でした。新人の小川くんも良い経験もあったのでは?今宵のワイン達は
・Jacques Sellosse Grand Cru Blanc de Blancs Brut
・Chateau Gazin’79
・Clos Fourtet’73
・Darmagi’86 GAJA
昨年度のワイン・エキスパート・コンクールのチャンピオンだとおっしゃる北海道からのマダムは、稀少なシャンパーニュを。一段と珍しいことに、このボトルはハーフ・サイズでした。所要時間40分程の早飲みに、お相手も少しだけ・・・・・・・・・。(昨年は田崎さんもこの造り手を、ご所望でしたがプロ好みの1本なのでしょうか?)
このごろ、遅めのお時間のワイン・バーのテーブルのご常連は今宵は右岸を。約26ヘクタールの敷地は、ポムロールのトップ・クラスの造り手の中では最大規模でかつての区画は、あのぺトリュースに売却も。オールドのガザンは、難しさもあるもののヴィンテージ’79はしなやかに、ほうじ茶のオリエンタルなアロマを奏で。
これまた、微妙なヴィンテージ’73。私的には、何度と無くテイスティングさせて頂いた蔵出しのクロ・フルテ。より一段と柔らかくダージリンの紅茶をイメージさせ。
いつも、甘えてしまう私どもの主治医のようなドクター、ありがとうございます。今夜も、最愛のアンジェロを。オリンピックが行われているトリノピエモンテのワイン「ダルマージ」は、この地方の方言で「なんてこった」などの意を持つそうですが、偉大なバローロの畑のネッビオーロ種のぶどうの樹を引き抜き、カベルネ・ソーヴィ二ョンを植樹した場面を見たアンジェロの父が口にした言葉だそうで、こちらがワイン名に・・・・・・・・。カベルネなのに、彼特有のスミレ香が健在で美しくエレガントに熟成した様は、まるで眠い目をこすりながらも日本のメダルを期待して釘付けになっていた、荒川さんの官能的な美しい演目に相通じるシーンを・・・・・・・・。
さて、土曜日はいかがな状況に。

               Sommelier R.Imamura