Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

こんなヴァレンタインデーも・・・・・・・・・・

14日のヴァレンタインデーは、似つかわしくないゲストと最終を。
この日自体は祇園のご同伴やアフター等、それらしくもありましたが、日は変わるもののこの営業日2度目のご来店の「ガヤのおじさま」相変わらずで・・・・・・。1度目は、私自身3年ぶりにお会いする祇園の同業者さんをお連れになられ、やはり狭いものだなあと思い。
2度目のご来店は、予想通り飲み足りておられず。貸切状態になったワインバーにて勢いは加速しておりました。泥沼へと導くバーガンディは
・Echezeaux’64 Leon Violland
疲れきったマダムのお好みのエシェゾー。実はこのご夫婦ヴィンテージ’64の同い年のカップル、手持ちであるうちにお飲みいただけて幸いです。香りの花束のようなオールド・ヴィンテージ。お邪魔だったかもしれませんが私どもからのヴァレンタインデー・プレゼントになっていれば光栄です。
やはり、これでも足りる訳がなくソムリエ寺林のリクエストはなぜかローヌへと、偉大なジャック・レイノーは熟成したヴィンテージへと
・Chateauneuf du Pape’84 
             Chateau Rayas
ローヌ・エリアの概念を変えてくれる作り手のひとり。とくに’96ヴィンテージは衝撃を与えてくれた1本でしたが、この熟成は私自身初めての体験。かなり、大量にふられたパフュームで若干甘すぎるロリータな香水で、味わいも香り同様熟した果実味で責めつけられるタイプかと・・・・・。
やや、時間の経過とともに酸がたち始めていたのはヴィンテージのキャラクターかな?
どちらにしても、楽しく素敵な時間だったのでは。いつも、かわいがって頂きありがとうございます。

             Sommelier R.Imamura