Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

巨大ボトル

新年の祝日も一段落つき、ワイン業者の皆様にも動きが。予てより、個人的にもお付き合いのあった三重県のワイン屋さんの新年の特別入荷は、ブルゴーニュのオールドとラフィット・ロートシルトのとてつもなくオールドな1800年代のものと1900年前半のもの。
そして、私が目を付けたのはボルドーの5リッターのワインが詰められた「ジェロボアム」と言うサイズの、シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ’80 現在はダルマイヤックと言う名に名称が変更された格付5級に位置づけ、また所有者を五大シャトーのひとつの、あのムートン・ロートシルトとしております。
マグナム・ボトルは、もう随分と扱わせて頂く機会もございました。ダブル・マグナムに関しても2度程トライさせて頂け、いつか機会があればこの巨大なボトルを抜栓させて頂ければと思います。
ですが、ネガティブな部分が2点。まず、プライスはまだ現実的だったもののヴィンテージに於いて、随分なオフ・ヴィンテージであると言うこと。(とはいえ、まだ26年熟成。これだけ大きいボトルで蔵出しなら期待も出来るかと)もうひとつは見れば見るほど大きなボトル。どのように扱おうか考えさせられます。どんなシュチュエーションで、またデキャンタや私の腕の筋力などについて・・・・・・・・・。
どなたか、バースデイ・ヴィンテージ’80の方いかがでしょうか? 
                 Sommelier R.Imamura