２１日の月曜日は、後半に伸びがあり昨日に引き続きブルゴーニュが。
・Ｌａｔｒｉｃｉｅｒｅｓ Ｃｈａｍｂｅｒｔｉｎ’７９
Ｌｏｕｉｓ Ｔｒａｐｅｔ
・Ｒｉｃｈｅｂｏｕｒｇ’７７ Ｊｅａｎ Ｇｒｏｓ
以前のテイスティング同様’７９のトラペは抜栓直後より、香りが爆発しており、やはり状態も良く満足いく熟成の段階だったのでは。
’７７のリシュブールは先の「つぶやき」のマダムが、お誕生日でのご利用で。
予想通りのご来店には、うれしさも大きいもので予定通りプレゼントもお渡しできました。この日は先日お取り置きいただいた、バースデイ・ヴィンテージの’７７で、しかもグラン・クリュの特別なドメーヌ。唯一のウイーク・ポイントはヴィンテージのみかと。何度も、あちらのご夫婦には「難しいヴィンテージ、大きな期待はしないこと。」と言い続けていた事もありましたが、お開けしてもしばらく香り
は拡がらずテイスティングもやや慎重に。ブルゴーニュは香りで飲むものとは
良く言いますが、こちらはどちらかと言えば、味わいが中心で甘味も追いつくものの酸が主張しすぎバランスにおいては、ヴィンテージ・キャラクターといった感じでした。とはいえ、ご夫婦にて大切な日に意味あるワインを分かちあう姿には、
ある種の微笑ましさも。相変わらずよく喧嘩をされていますが、「喧嘩するほど・・・・・」とも言いますし。とにかく、おめでとうございます。でも、御池通りでキスをされるのはいかがなものかと・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
