Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ロマネ・コンティのご依頼

17日の木曜日は、さすがにヌーヴォー解禁後の賑やかさがございました。この日
も私は前半のビストロ、中盤以降のワインバーで楽しく、そして厳しいご指摘も。
本日もお世話になるワイン王国さんのご利用で情報収集も、また良く御覧頂けているものでカウンターバックの今月のヌーヴォーのポスターのご依頼をいただけました。毎月変わるこちらにも、感心を寄せていただけるのはうれしいかぎりです。
・Clos de Vouget’97 Jean Grivot(MG)
・Luce della Vite’96
      Mondavi de Frescobardi
・Chateau Leoville Poyferre’87(MG)
・Chateauneuf de Pape’86 (MG)
             Paul Jaboulet
・Volnay Clos D’Audignac’85
             La Pousse D’or
マグナムボトルの3本は、ビストロにて10名様のご利用で。先日のポール・ジャブレの同一銘柄、同ヴィンテージとの記憶も新しい1500ミリリットルのビッグ
ボトルは、やはり中身の味が違いこのサイズの熟成のバランスの良さに改めて実感が。イタリアの別名「オーパス2」は稀少になりつつある’96ヴィンテージ。いつ飲んでも楽しい味わいの安心感のあるワイン。ぶどうの樹の光と言う名もまた、心を引きつけるものかと。ブルゴーニュのグレートヴィンテージの’85は、当然のように柔らかく包み込む甘味が印象的で、近年の息子のワインも、またこの先代のお父さんの造りもどちらも、このエリアの特徴を映し出す職人の技では。
ちなみに、ルーチェを楽しまれた方お初のご利用にも関わらず4月のバースデイに
ロマネ・コンティのご依頼を頂きました。実際に今年も12月には他のゲストですが’76ヴィンテージのロマネ・コンティをご準備させていただいております。
¥500、000ーという高額ですが、一生に一度機会があれば気になるワイン界
の宝石です。私共、ソムリエにとってもこのワインを扱わせて頂けるのは、この上
なく名誉なことなのですが。とはいえ、仕入れも大変でよりよいもので、リーズナブルなものを探すのは一苦労です。幸い少し内金が頂けたのはありがたいかぎりです。
Sommelier R.Imamura