４日の金曜日は週末らしさの感じにくい１日に。１１月の出だしは難しいスタート
でなかなか波に乗りきれないすっきりしない状況で・・・・・・・。この日は
・Ｒｕｃｈｏｔｔｅｓ Ｃｈａｍｂｅｒｔｉｎ’８１
Ｇｅｏｒｇｅｓ Ｍｕｇｎｅｒｅｔ
ブルゴーニュの’８１ヴィンテージは、なかなか珍しく私自身も探していた１本。
私の顧客にも、何人かおられるバースデイヴィンテージの方々からも、ご依頼が
あったのですが２本の入荷は、一瞬のして完売に。特級ゆえの力強い香りの立ち上がりとシャンベルタンらしい肉付きのよいムッチリとした甘味は、クラシックな造りのドメーヌの丁寧な仕事が見て取れます。確かに先日の｛クロ・ドゥ・タール’８５｝と比べてしまえば余韻の部分に決定的な違いが感じ取れるものの、若干難しかったこのヴィンテージの存在をまず愛でてあげ、そして寄り添うように素敵なところを見つけてあげるのもまた、大切な事かと・・・・・・。
それと、今日のお昼の試飲会にはボルドー在住のアメリカ人の酒商 ジェフリー・デイヴィスとジュヴレ在住の上田さんが来られており、８月に私共が訪問したドメーヌ及びシャトーは彼らの仲介によるもので、例えばサンテミリオンのシャトー・オーゾンヌ、シャンパーニュのアンドレ・ボーフォールなど世界でもトップの生産者達との架け橋を造ってくれました。その際のお礼も兼ねて出向いた大阪でしたが
Ｎｕ茶屋町という最近オープンした建物がすぐに見つからず遅刻してしまった、方向音痴のソムリエをお許しください。｛しかし、大阪まで行くのは本当に疲れる。｝さて、明日の土曜日はいかに・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
