Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

フランスのつぶやき 8月26日

ブルゴーニュの2日目。ちなみにこちらのホテルは、レグランクリュと言う、ジュブレ村のとても洗練された、居心地の良い所でした。
本日は、
・マルサネのドメーヌ シルグ
地元の方々のみに消費される、サイズの小さなドメーヌで、日本人との嗜好の違いのある、酸の高いワインが多かったかと・・・。
・モンジャール ミュニュレ
ヴォーヌロマネの大ドメーヌ、明らかに豊かな感のある建物で、日本でも有名な畑を多数持つ彼等のワインは、‘04ヴィンテージが中心で、少し難しい骨太な印象が。
・フィリップ ルクレール
ジュブレの異質なドメーヌの彼は、明らかに映画の悪役の風貌のイメージが、がらりと覆される、素晴らしい‘03ヴィンテージを樽からのテイスティングになりました。どれも熟れており、伸びやかな甘味とアフターに心地よいタンニンが必ず有り、肉付きの良いジュブレの最上のドメーヌの一人かと・
そしてこの日は、ブルゴーニュ、モレサンドニ村にて活躍される、砂子さんのレストランにて、本日のもう一つの訪問させていただいたドメーヌ、ジャン グリヴォのクロ ヴージョ‘76
ドメーヌ、ルーのサントーバン‘98
アラン ブリュモンのパシュラン‘96(デザートワイン
などをお楽しみながら、シガーを。ロバイナのウニコは、フランスでも力強く、疲労感を一段と感じさせるものかと。
この夜、0:00頃より、西村さんと二人で、今回の一つの大きな目的の、ロマネコンティのブドウをこっそりと暗闇の中食しにまいりました。懐中電灯片手にまるで泥棒のように、・エシェゾー・サン ヴィヴァン・ラ グラン リュ・リシュブール・ラ ロマネ・ラ ターシュそして・ロマネコンティ。あとはただただ収穫を待つのみのブドウを一つづつ摘んで廻りました。味の方はエシェゾーはなかなかかと。またやはりロマネコンティは偉大で、予想を大きく上回る、意味有る味だったのでは。
それから最後に本日の訪問で、ドメーヌ、ジャン グリヴォに失礼な質問をしてしまった事をお許し下さい。

 Sommelier R.Imamura