Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今夜のグランヴァン

11日、土曜日は、ビストロ、ワインバー共に忙しくなり、3人のソムリエはバタバタと必死な時間帯もございました。お客様には多少のご迷惑もございましたが、充実感の有った一日だったのでは。
本日はビストロにて、ボルドーの筆頭シャトー
・Chateau Lafite Rothschild‘83
ワインバーでは、
・Chateau Langoa Barton‘81
・Chateau Trotanoy‘86
・Echezeaux ‘85 Louis Latour
・Chateau d’Yquem‘99
などなど気付けば結果の出た一日でした。
今夜も昨晩に引き続きブルゴーニュの彼女は、私のコレクション的掘り出し物のルイ ラトゥールを。グレートヴィンテージのエシェゾー‘85は、色々な方々の気にふれながらも、ご注文いただけずにいた最後の一本でした。またトロタノア‘86は、以前‘82ヴィンテージを一夜で4本も飲み込まれた方が。シャトー ディケムは御常連のお客様がお一人にてトライされたものの、ハーフボトルの半分が残されてしまいました。‘99ヴィンテージはやや落ち着いた評価なものの、イケムはいつも甘いだけの貴腐ではなく、膨らみある芳醇な甘さで、しっかりはしているものの、酸のポテンシャルが高く、ただ甘いだけではないメリハリのある味わいで、べったりとしているだけのデザートワインとは一線画します。もう一杯飲みたいと思わせるワインこそ、真に偉大なワインかと・・・。

 Sommelier R.Imamura