２２日、日曜日のワイン会は、フルートの吉村さんのお休みや、ついにブショネが出たりとトラブルを抱えてしまうワイン会でした。とは言えトスカーナのカベルネソーヴィニョンの芳醇な甘みは、予想通り太陽の恵みを感じさせてくれました。またボルドーとの決定的な違いは、香りがクリアで、ある意味かび臭さを持ち合わせるボルドーに対して、トスカーナはカシスやザクロ、プルーンなどの甘い香りがほとんどで、トリュフ香などはあまり感じられません。タイプの違いはございますが、これもまた認めてあげたいカベルネソーヴィニョンです。
それから今回ワイン会にて初めてブショネがでました。オルネライア社の・マセトー‘８７ イタリアワインでもトップクラスのこのワインには、期待も大きかった分、複雑な思いもございましたが、代品としてアンティノリ社の・ティニャネロ‘７７をお楽しみいただけました。とても状態も良く、熟れたポートのような味わいに引きつけられました。
最後に本日は、昨日もご利用頂けた最後のゲストにお見送りする事が出来なく申し訳ございませんでした。合わせて中国のお土産のワインありがとうございます。
Sommelier R.Imamura
