１９日、木曜日は、カリフォルニア・ソノマより、ローレングレンワイナリーの、ワインメーカー、レイ・カフマン、恵美子夫妻にお越し頂けました。ハーバード大卒の異色の経歴を持つ彼は、おだやかで暖かみのある人物で、お会いするたびに魅力を深く感じている自分がございます。私共のリストには彼のワインは、ただ一つしかございませんが、お勧めしたいワインの一本です。
そんな中本日は
・Ｂｅａｕｎｅ．Ｍａｒｃｏｎｎｅｔｓ‘７９ Ｂｏｕｃｈａｒｄ
・Ｒｕｃｈｏｔｔｅ Ｃｈａｍｂｅｒｔｉｎ‘８４ Ａｒｍａｎｄ Ｒｏｕｓｓｅａｕ
ブルゴーニュの面白い二本が。ヴィンテージ的には‘７９は大変興味深く、‘８４はやや難しめで、ドメーヌは‘７９は苦しんでいた時代の大規模生産者、‘８４は苦しみから抜け出そうとする一時代の、特上のドメーヌでした。
どちらもいくらかの問題を抱えてはいるものの、状態は素晴らしく‘７９はブシャールのイメージを変えてくれる一本に。‘８４はやはりドメーヌの偉大さを伝える一本になってくれていたのでは・・・。
こんな事を毎日つぶやいておりますが、ある顧客から一言いわれてしまったことで、『ビストロにもたまには顔を出しなさい』と苦言を頂いてしまいました・・・。
Sommelier R.Imamura
