Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

台風のワインの日

20日、水曜日のワインの日は台風のため、とても寂しい日になってしまいましたが。20日のワインの日を目指してお越しいただけるゲストのおかげで楽しいワインの時間を過ごす事ができました。本日のグランヴァンは、
・Grasberg‘99 Marcel Deiss
・Ch.Grand Puy Lacoste‘89
・Ch.Haut Brion‘76
まずアルザスワインのグラスベルグは、私自身アルザスの最上に好きな造り手です。何とも言えない奥の深い味わいにいつも驚かされます。
‘89のポイヤックの5級格付けはまだまだ若い印象ですが、力強さとはつらつとした酸が存在感をアピールしておりました。
‘76の五大シャトーの一角オーブリオンは予想通り甘く、チェリーリキュールのような甘みが強く、今この上ない飲み頃を迎えておりました。お生まれ年のソムリエさんにとっては良い思い出になって頂けたのでは・・・。
さて月末もせまっておりますが、来月3日のアペラシオンマルゴーの会のお席に余裕がございます。決して派手ではないグランヴァンではありますが、とても赴きのあるアイテムばかりです。お時間に都合がつかれる方はおられませんでしょうか?
・Bollinger Special Cuvee 今年度のハウスシャンパ
・Ch.Kirwan‘01 3級格付け 若く力強いマルゴーワイン
・Ch.Desmirail‘00 3級格付け カベルネ種の比率が高く、2000年のグッドヴィンテージ
・Ch.du Tertre‘98‘79‘79マグナムボトル
ヴァーティカル及び、‘79ヴィンテージを1500mm、750mmのボトルで比較していただけます。マグナムボトルの熟成は本当にゆっくり進むのでしょうか?
・Ch.Pouget‘95 4級格付け ‘95ヴィンテージもまた素晴らしく、マルゴーワインの存在感を主張しております。
・Ch.Margaux‘94 五大シャトーの中で最も価格が高騰している特別なシャトー‘94ヴィンテージはやっと10年の熟成を経ましたが、まだまだ元気で少し早い感もありますが、今一度試していただきたく絶好のチャンスです。

以上8アイテムにてお料理をコース仕立てで11月3日、水曜日。文化の日
19:00より8名様限定で、お一人様¥16000のプランです。今一度ご検討下さい。よろしくお願いいたします。

 Sommelier R.Imamura