１３日、月曜日はなにかしらの学会があったらしく１Ｆ、２Ｆ共にドクターの方ばかりでワインを上手に楽しんでおられました。その内のお一組で以前からの御常連の方が、お連れの方のお誕生日ということで、
・Ｃｈ．Ｍｏｕｔｏｎ Ｒｏｔｈｓｃｈｉｌｄ’７５
をお持ち込みになられておりました。約１ヶ月私共のセラーで立たされておりましたので状態は安定しておりましたが、若干ムートンらしさには欠けておりました。’７５ヴィンテージの気むずかしさかビンむらなのかはわからないのですが。とはいえさすがに五大シャトーの力は持っており、きれいに熟成したトリュフ香や、ドライイチジク、葉巻、黒こしょうなど香り豊かなもので、どこかしらラフィットをイメージさせる部分もございました。
また、この方は今日のために私共に女性へのプレゼントの依頼をされており、私共はプロのフルート奏者の生演奏がご準備できておりました。吉村さんという女性の方でして、何度か打ち合わせはしていたのですがこういった事は初めての試みでしたので、完璧とはいかなかったのですがさすがにプロの方！上手にまとめていただきました。私の力ではないのですが、ゲストにも喜んでいただけトライしてみた甲斐があったというものです。ただ、一つ悔いが残るとすれば、ゲストが２時間ご予約より早くおこしになられたことにより、最終打ち合わせができなかった事です・・・・・・
フランス、ロワールからこのつぶやきを御覧になられましたら、深い意味はございませんので！
Sommelier R.Imamura
