日本ソムリエ協会の認定試験「ワインエキスパート／ワインアドバイザー」の二次試験が今日、大阪の「辻学園」で行われた・・・受験者はワインエキスパートが１０６名、ワインアドバイザーは２０６名で、一次免除の受験者を除くと一次合格者は、それぞれ「約４０％」と「約３０％」で、例年に比べると「やや狭き門」というところだろうか・・・設問は、１５題からなる「口頭試問」と「テイスティング」で、一般常識的な「口頭試問」は明快で素直な問題ばかりで、４種類の「テイスティング」も、ハッキリ「それ」と分かる選択だった・・・私も、協会役員の中では「ロートル」の部類で、最近は、気を利かせてもらって、体力の要る「ワイン運搬係」とは疎遠になり「監視係」を仰せつかる事が多く、受験生と同じ状態でグラスに注がれたワインと向き合う・・・この日、一人の欠席者が出たので、あまったグラスのワインの香りを順に嗅いでみると、４種類とも見事に正解・・・二番目の「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、ちょっと分かりにくかったが、「ゲヴルツトラミネール」、「ピノ・ノワール」、「アモンティヤード」に至っては「スワール」することなく「トップノーズ」で判明できた・・・「ファースト・インスピレーション」を大事にすると、比較的「正解」する傾向が高いのだが、何回も「テイスティング」している内に「混乱」して、間違ってしまう受験生も多いようだ・・・来週、金曜日は「ソムリエ」の二次試験・・・「サービス実技」の採点が楽しみだ・・・。
