今日は、月例の「ワイン講習会」・・・今回のテーマは、初夏らしい白ワイン“シャルドネ”の国別テイスティングで、フランスは「ピュリニィ・モンラッシェ．ピュセル '９６”、カリフォルニアから「センツベリィ・シャルドネ '９７」、そしてオーストラリアから「マウントアダム・シャルドネ '９７」・・・まだ硬さを残す「ピュリニィ・モンラッシェ」とは対照的に、「マウントアダム」はというと、いきなりの“フルパワー”・・・この価格で“バタール・モンラッシェ”を思い起こさせる“綿菓子”、“くちなし”、“アカシアの蜜”の香りが圧倒的・・・。「センツベリィ」も上質の“ムルソータッチ”で、本家フランスの「ピュリニィ・モンラッシェ」が、かすんでしまったほど・・・。営業終了後に、瓶に少しだけ残ったカリフォルニアとオーストラリアのワインをテイスティングした竹腰君もその出来映えに“ビックリ”した様子で、大満足の逸品だった・・・。
かつては、“ニューワールド”と言われた両国とも、今はそれぞれのアイデンティティをもった、立派なワインへと成長してきている・・・素晴らしいことだ・・・。
