先日開催した、月一回定例のワイン講習会・・・今回のテーマは、ひとつの食材を白ワイン、赤ワインそれぞれで合わせてみるというもの・・・最初の料理は、“初ガツオのタタキサラダ ガーリック風味”合わせるワインは、白ワインが“サン・ジョセフ”・・・コート・デュ・ローヌ北部の複雑味を持つ、厚みのあるワイン、赤ワインはブルゴーニュ地方・ボーヌ地区の“ラドワ”・・・やさしい果実味に、細やかなタンニンがチャーミングなワイン・・・。ガーリック風味のマヨネーズソースに、「サン・ジョセフ」が良い相性を見せ、上りガツオの淡白な脂質を「ラドワ」が上手くまとめていた・・・。二品目は、“うずらのパリパリ焼きとシーザーサラダ”白ワインがアルザス地方の“トカイ・ピノ・グリ”・・・ジューシーな肉に見事にマッチし、付け合せも“シュークルート”にでもすると最高の取り合わせになるだろう・・・ソースに使っている“バルサミコ”と、二本足には「ブルゴーニュ」の定石通り、赤ワインの“ボーヌ・ドメーヌ ド ソー”も、“さすがに・・・”という感じのマリアージュを楽しませてくれた・・・。
“料理があってワインが美味しい、ワインがあって料理が引き立つ・・・”、美食の悦びは、尽きる事を知らない・・・。
