Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’92’91780’79

本日のお昼間も やや昨夜のワインが体に残っている感じですが ジムに。
辛うじてのノルマを果たす感の 筋トレでしたが まま自分に負けずに!
で 昨夜の ボランティアやんか!の晩は
・Savigny Les Beaune Aux Veregelesses’04 Chandon de Briailles
・Cervaro’91 Castello della Sala Antinori
・Bourgogne Champerier’79 Paul Pernot
・Bourgogne Rouge’80 Jean Michelot
・Bourgogne Les Caves du Bareuzai’92 Robert Voarick Tollot

ゆっくりと 事務仕事をこなしていたのですが 不意のご来客に あたふたと。”ご無沙汰です!”との 御挨拶に 目をこらして 見ると その面影は 少しづつ 思い出してくるもので。もう10年ぶりくらいになるでしょうか?一緒に 仕事をしていた頃は 20年近く前になるのかな?の 懐かしいお顔でしたが お互い 体重の上昇に 解らないもので。
どうやら 現在は滋賀県で お店をされているようで まま同業者さんですね。5年間 頑張られているそうなので 中々立派だなと 感心いたしました。色々と お仕事の話もいたしましたが まま 随分飲んでいただけた?と言うか ボランティアやんか!くらいの 結果ではありますが まま 仕方ないか 一応 後輩さんになるので。
お連れの方が 白しか飲めない!とのことでしたので 最初は シャンドン・ド・ブリアイユの サヴィニーから 軽くスタートで。テイストにも 美味の反応がいただけたので 熟成感にも ご理解は有られたことで。
イタリアンのイメージが有るので まま 上質なウンブリアのチェルヴァロを。ヴィンテージ’91の希少な 味わいは そうだな 懐かしくも 流石のあの頃もヴィンテージは’98くらいでしたから。お互いに 良き意味で 成長出来ているば良いですが。
後は、飲み会状態で 紫煙も3本上がりながらの 贅沢な それでも ACクラスでも 十分綺麗に熟成されているものが 沢山有ることに驚かれたでしょう。どこのレストランさんもブルゴーニュの 価格の高騰に困られているかと思われますが こんな熟成の存在感が 顕著に感じられます。
ヴィンテージ’79は 覚えておりました。しかも 優良なポール・ペルノの シャルドネは 流石に 上質で 微妙な ひね感が 中盤に現れるものの 余韻が美しい果実味に纏められ 酔いは 進んでいきます。
そろそろ赤も どうですか?実際には 若いワインばかり飲んでおられるのだろう?だから 赤が飲めないんだろう!そんな やり取りをさせていただきましたが マダムはヴィンテージ’80でしたので これで 最後の1本を使い切ってしまいました・・・・。やや、うーん でもありましたが まあ こんな機会が ご縁でもあるので。勿論、これも また 前回同様の しなやかで 愛らしいピノ・ノワールで。
〆は ’92の トロ・ヴォアリック。そう、希少な白が無くなっていくので 在庫に不安も有ったのですが セラーの中で 段ボールから出されていなかった このボトルを思いだしました。もう 酔った感は しっかりとですが やはり 飲み続ける訳で この位の 飲み頃の手持ちがないと 長い夜には対応出来ないのも 現実かと。
疲れましたが まま これに懲りずに。
Sommelier R.Imamura