Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’76

休日は 月末の作業の祗園町界隈のダイレクトメールのポスティングを。今回は、やや 早起きしてお昼間に ベスパで次男と 慌ただしく。その理由は やはりと言いますか彼のリクエストのテニスに夕方にでもの目論見が。ですが、夕方は自宅界隈は 土砂降りで。出来んのか?の印象でしたが 中書島界隈は ポツリポツリで。気持ちよく 夕方の夏の風を受けながらの 1時間でしたが 少し贅沢だったかな・・・・・。
また、本日の出勤時は 出勤ルートの 花見小路あたりの雑居ビルで ボヤ騒ぎが有ったようで。物々しい 消防車と パトカーのサイレンで 大変そうでしたが 石段下の交番の お巡りさんが 走り抜け。こっちでは 石段下の 公衆電話で 指紋のを取る警官の方も。中々 花街らしい喧噪で。
で 先週末の これもまた素晴らしいワインが
・Barbaresco'76 Gaja
・Clos Vougeot'97 Rene Engel

ユーロが再開し 正に 何でそんなに一気に?の思いでしたが 僕的には大本命の クロアチアは あっさりと 奴にやられたと言う結果に。
ですが、前半終盤の待ち人は 飲みすぎた!との待ち人気足らずに。うーん、やはり ややおかしいな?ではありますが 致し方ない。
そして、代わりに?ではないですが 東京からのお二人は 久々に。移転後初ですが、どうやら 日曜にお越しになられたようで こんなところで 営業日の 変更も検討をしなければ?ですが。
そして彼女へのダイレクトメールが先月から返却されていたのです。お引越しかな?ではありましたが、どうやら遂に同居を開始されたようで。何よりかと。今回も悩ましくワインのセレクトを致しましたが これがまた面白いところで。'76ヴィンテージを やはり含ませて正解でしたが 改めて前回のイタリアの帝王の'77の やや残念な味わいを。ですが、今回の'76は何度も飲み込んでおり ご予算的な問題からも 素晴らしいネッビオーロの逸品ですよ!華やかな菫の香りに 柔らかい果実味 そして 綺麗に広がる酸も またエレガントで 優雅なスタイルですよ。
合わせて ボルドーのコルヴァン・ミショットの'76の配送もご依頼を。クールにて送りますので。
そして、こちらも久々の ご近所の歯医者さん。何時ものお三方でもありますね 意外に嘗てはサッカーをされていたとは!サッカー談義と観戦は たまりません!
そして ワインは何時もながらのブルゴーニュを。若い段階の印象が、以前の抜栓では感じられていたのですが もう何年たつだろう?でしたので グラン・クリュの偉大さに掛けましたが これがまた。熟成香までは いきませんが これこそ 特級の極上のフランボワーズのアロマに 濃く濃縮された果実の甘みが たっぷりで。気がかりの酸は、じっくりと溶け込んで 嫌な角は完全に取れ 正にブルゴーニュに求める 一般的な飲み頃で。余韻の 複雑な モカの香りが 口中に残り続ける 味わいこそが 正に 特別なワインの証かと。
相変わらず 酔いましたね。またまた。
Sommelier R.Imamura