Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’10’06’05’00’95

休日は、ベスパの修理の引き取りに。年式すら解らない中古のポンコツですが、近所の下駄代わりには最適で。ちなみに今ジムでの有酸素運動中に鑑賞している映画でシーンで "モーターサイクル"との表現をされたイタリア人が 訂正して"ベスパだ!"と言っていたシーンが印象的で。それもそうだろうな、ピカピカに磨き上げられた フェンダーにライトが添えられた 正真正銘のヴィンテージ・ベスパの設定なのだから。
僕も以前探したのですが、10年前でも かなりの・・・・・。現在では、きっと桁が変わるのでは?の希少車かと。
で 先週末の 土砂降りの晩は
・Louis Roederer Brut Premier
・Marsannay'05 Meo Camuzet Frere & Soeurs
・Grace Cuvee Misawa’10 中央葡萄酒株式会社
・Chardonnay' Cuvee LV'95 Kalin Cellars Sonoma County
・Sauvignon Blanc'06 Rochioli Russian River Valley
・Chardonnay'00 Au Bon Climat Santa Rita Hills Selection

勘弁してくれ!の雨模様でしたが、結局 やはりと言いますか ドクターの皆さまに今宵も。
前半に慌ただしくなのですが、こちらのご夫婦も昨年末ぶりに。ハーフのシャンパーニュからのスタートは何時もながらですが、この優良なメゾンも遂にコルクに変化が・・・・。NVのこのキュヴェだけでしょうか?完全に 安価な圧縮コルクを。味わいには、変化はないのですが やや残念な気持ちにも。
若いヴィンテージですが、この辺りのアペラシオンで このネゴシアン・ラインですが この造り手であれば。流石の'05のマルサネ、メオ・カミュゼは 豊満な甘みをしっかりと湛え 酸も既に円く。この様子だと、同じくのフィサンもきっと!
勢いは衰えずの 日本のワインまで。確かメルロー?でしたが かなり甘い。明らかに その甘みのスタイルは ピノ・ノワールとは別のベクトルですが これが色々な価値観で。そう、個人的には ここはシャルドネが!
中盤のマダムは、あっという間の・・・・。やや、ゆっくりしていただきたかったのですが ワインかな?熟れた味わいのソノマのシャルドネは ややブランディーの香りを持ちますが、果実の充実が見て取れ 個人的には非情にポジティブ。甘みも十分ですが、甘党のマダムには ややテイストの傾向がずれたかな?
深夜の歯科医の皆さまは。先のお店でサシカイアを 飲まれたそうな。'01とは言え贅沢な逸品には変わりない!
ですが、流れは白のお好みを。ソーヴィニヨン・ブランシャルドネの比較でしたが 問題はソーヴィニヨン・ブランの手持ちが 少なかった・・・・。なので、贅沢過ぎる ロキオリの。しかも'06で。オー・ボン・クリマの'00が予想より進んだ味わいだったことも 問題でしたが 流れとしては如何だったかな?今回も 気が付けば5:00を過ぎて・・。
世代が近いだけに 話題と言いますか会話が 途切れないのです。言い過ぎかもしれませんが・・・・・。
そして、びしょ濡れでの帰宅に。
Sommelier R.Imamura