Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’98’93’85’76

休日は、やはり ここ最近は余裕の無い状態が明らかに。見切り発進でもあったのでしょう、久しぶりに気持ちが荒れましたが ルールはルールですし仕方ない。またまた、ゴールドカードへの道は塞がれました。次回の更新時も講習をお受けすることになるか・・・・・。お手数お掛けして申し訳ないです。
また、色々と所要も こなしておりますが まだまだ先は見えません。ですが、そう解決すべき点もまた明確になってもいるので そこをクリア出来るように進んでいくしかないかな。
で先週末の未だ出会えてなかった1%の部類の顧客は
・Chateau Les Ormes Sorbet’93 Medoc 1,500ml
・Bourgogne Rouge’98 Forey Pere & Fils 1,500ml
・Meursault Charmes’99 Hubert Rougeot
・Moet et Chandon Brut Imperial’76
・Beaune Clos des Mouches Blanc’85 Joseph Drouhin

中盤からこちらも京都で現状開催されていた、商工会さんの集まり関係の方々が。11名様のブラックスーツの皆様は、流石の迫力ですが 北海道からお越しの方で 他の北海道の顧客からのご紹介と言うのがまた嬉しき限りで。
マグナム2本の1時間少々ですが、これもまた新たな出会いであれば。
ブルジョワですが、’93のレゾルム・ソルベも中々しなやかな味わいが ほっとさせてくれます。ただただ、やはり流れが問題だった・・・・。2本の流れも想定は出来ていましたが、やはりブルゴーニュが先の方が良かったな。フォレの綺麗に熟れた’98ですが、今回はやけに酸を感じさせる そんな印象も。それでも、リストを熱心にご覧になられていたムッシュとはお名刺が交換出来たのは本当に幸いで。
思い出した!誰だったかな?そんな思いで、前菜の盛り合わせを生ハムスライサーで切りながら。そして、そうそう先日階段にて嘔吐されたドクターを。それからお話が盛り上がり、今宵は奥様を伴われていたので 面白おかしい展開ではありましたが。うーん、失礼ながら 灰汁の強いお方なのは解っていましたが どうでしょうか?お料理も ワインバーですからあれくらいの前菜の盛り合わせに存在で十分では?でしたが。
少し熟成感を強めに感じさせる、ルージョのシャルム’99。途中からは手酌もされる呑み込み方にお人柄もはっきりですが 懲りずにまたまたよろしくお願いします。今回は、無事お席を立たれ。
深夜のお問い合わせから結局5:00前まで。
お言葉が非常に嬉しかった、”やっと見つけた!”と。京都ワインバーで検索されると、出てこないのですね ぶどうの蔵は。ですが、この検索ワードに”マニアック”を添えると1番に出てくるのです・・・・。非常に問題点も感じますが、彼らほどのワインラヴァーでは確かに 失礼ながら他店様での取り扱い銘柄では正直。なにせお一方は東京で高級ワインバーを為されていた方で もう一方は名古屋の医療法人の理事長さんでストックが僕の手持ち以上の本数のボトルをお持ちのようなので。しかもお連れのマダムも同様の古酒好きであれば、今まで検索の網にかからなかったことが・・・・。
深夜の熟成したシャンパーニュは、やはり蜜の味が。僅かな泡を感じながらも、3:00からこんなシャンパーニュを気軽にが また素敵なことで。
’76に拘ることもまた 意味がありますが、この銘柄に関しては何よりも こなれたヴィンテージが有ることだけでもリストが楽しくなる。ドルーアンのクロ・ド・ムーシュ・ブラン、’85’86で賛否もありますが完璧に熟れた正に飲み頃であり とろりと滴るシャルドネの蜜の味わいに深夜の贅沢は。
大分、僕の方がいただいてしまったかと思いますがお許しを。これが良きご縁であれば幸いです。
このビジネス・スタイルが、少なくとも京都祇園町で意味があるオンリーワンであれば良いのですが。      Sommelier R.Imamura