Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ABC

本日のお昼間は所要で。ですが、完全に打ちのめされた感で。まま、分不相応なプランも立てていたのですが  もう少し頑張ってみましょう。非常に困難ではありますが・・・・。それにしても帰り際の最後までずっと頭を下げたまま 見送られるのは逆に 怖いものがあります。
で昨夜のABCは
・Pinot Noir Knox Alexander’98 Au Bon Climat

○○化成株式会社さんの領収書の化成の字が書けなかった・・・・・。色々と思案したのですが、結局再度お名刺をいただく羽目になったのは情けない限りですが 現実なので仕方ない・・・。
何時もはご接待される側の社長さんなのでお支払いは他の方なのも言い訳ではありますが。
何時もはあのワイナリーのオーナーさんとご一緒なので カリフォルニアのカベルネ・スタイルなのですが、実はお好みはピノ・ノワールなのは存じておりますので。
ブルゴーニュとカリフォルニアの2種づつの計4種の選択肢からお選びいただいたのですが、決定的なのは そのボトルの重量が決め手に。勿論、エチケットのデザインなども否めませんが 明らかに重量の重みに圧されるようなオー・ボン・クリマの もう一つの特別なラインで。
まだまだ、熟成の時をしっかりと刻んでいく ジャムの味わいを醸し出す上質なサンタマリア・ヴァレイの逸品で。そのワインの話題も然ることながらなのですが、ご質問の内容に久々の”クレ・デュ・ヴァン”のことを。嘗てお持込が有ったので忘れもしない、ムートンの’94を そのクレ・デュ・ヴァンを浸けてワインの味わいが1秒で1年熟成するとの触れ込みの 道具で。まま、一般の方々には 玩具でもある興味深いものでもありましょうが。個人的には、やはり香りに変化が見られないところが 熟成の意味合いからして疑問点があるのですが。
ですがワインは嗜好品で、考え方も様々ですので こう言った話題もまた 試してみないとかわせないのも事実ですので。

                 Sommelier R.Imamura