Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Chateau Margaux’95

年末のワインの入荷を送らせていただいておりましたが、今月は幾分銘柄が納品される予定です。もちろん、既にご予約をさせていただいておりましたので当然ながらいただきたい銘柄ばかりです。
希少なオールド・ヴィンテージの逸品も含まれておりますので。無理を言って年末で二度に分けていただくことになりましたが、非常に申し訳ないですがご協力いただけ幸いです。
そして先日の問題があったシャンパーニュのアヤラ’76、業者さんも原価的にも大きな銘柄でもありましたので色々でしょうが こちらも顧客にもご迷惑とこちらもビジネス的にも問題が。結果、今回も赤伝を切っていただけることになりましたが これが信頼関係ですので大切かと。もちろんめったにないことではあるのですが。何れにしても僕の顧客には、関係ないことですから。
で昨夜のご紹介は
・Bourgogne Les Bon Baton’96 Philippe Leclerc
・Chateau Margaux’95 Margaux

ご近所のクラブさんからの持ち出しになりましたが、こんなご利用も助かります。ブルゴーニュの飲みごろの銘柄ですが、以前は’80年代のものをお渡しするとお店のボーイさんが抜栓に手間取られたそうで幾分若めのものを!とのことで。新樽使いのルクレール、’96のボン・バトンもきっとそろそろ飲み頃だったのでは?
以前の部下からの電話でご紹介いただいたゲストでしたが、本当に有難い限りです。そしてこんな素晴らしいワインをお飲みいただけるとも思ってもいなかったと言うのも失礼なお話ですが。
現状のリストには’99’95’69’24が残されていましたが、確かに中々お勧めを問われると難しい。’95でもと思っていましたが、このボトルリリース直後の購入で今まで自宅で熟成した約15年程の時間も合わせてご購入いただいた印象です。正直、素晴らしい状態だと思う。当然ながらその環境を僕が一番知っているのだから。こんなボトルがこれから少しづつ顧客の皆様にお届けしていく段階かとも思われます。
若いかな?そんな杞憂は、意外にでキャンタージュで今更ながらですが失楽園の妖艶な芳香に変わるこれもまた素晴らしい五大シャトー。先日の’88も合わせてやはり流石の味わいをこのシャトーは。

         Sommelier R.Imamura