Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連休いただきました

連休をいただきました、兎に角残された時間を大切にしたい気持ちが募りますが一泊しかしてあげられないことが父には申し訳ないですが。僅かな時間でも今後も大切に取っていきたい限りですが、逆に相変わらずジャンクな食事を何度もいただきウェイトはまたまたおそらくです。
嬉しき収穫は、次男がまたまた簡単に少しだけ泳げるようになりました。広島のプールで祖父に何度も向かってバタ足をして泳ぐ姿に頼もしさも。
そして、帰宅後のニュースには色々と考えさせられました。福知山の花火会場での屋台の事故は、何処でも有り得ることかもしれません。被害に遭われた方たちの回復を祈りながらですが、夏の楽しい思い出に為るはずだったのに・・・・・。残念です、来年以降はまた考えさせられます。
で連休前の気を使っていただいたシャンパーニュとロワールの逸品は
・Boizel Joyau de France Brut’82
・Bourgueil’89 Couly Dutheil

お盆の流れは相変わらずでしたが、後半にかけて久々のムッシュが。比較的長いお付き合いをいただいているのですが、うーん酔われていたのも解りますし信頼もさせていただいているのですが”手持ちがない”でも払いに来るから飲ませて欲しい。そこまでは、まだ良いのですが”信じないのか?”まで言い始めると閉口してしまうことも。実際にその後お支払いがいただけなかった方もおられますので正直他店さんでは有り得ないことかと。まま、飲み屋ですのでおっしゃられることも理解はしておりますが 個人的には最低でも月に1度はご利用いただくなど僕の感覚からしてはやや足りておられないかと・・・・・。もちろん、売掛をさせていただいている方もおられますが現状この方たちは本当に律儀な方々ばかりです信じられないほど。本来は何処でも現金商売が一番ですから・・・・。
そして〆のシャンパーニュは先日も味をしめた素晴らしいボワゼルのプレステージ、’82の熟れた味わいはかなりヘーゼルナッツの味わいを表現するスタイル。蜂蜜系の味わいを最近は良く飲む!との表現をされたムッシュ同様僕もそんな気もいたしました。そんな表現を思い出す、上質なこの銘柄の手持ちもまた残すところ1本だけになりました。
そして、ロワールの熟成はおまけのように。このクーリー・デュテュイユもまたこのエリアの上質な造り手。カベルネ・フランの力と熟成したしなやかさはこのブルグイユには見て取れたな。こう言った銘柄をも試してみたいと思われるムッシュには脱帽です。まま、マセラティを疾走させる彼にはこの辺りは可愛いものか・・・・・。
           Sommelier R.Imamura