Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

宵山

祝日を絡めて連休をいただきました。年に一度くらいは潮水に浸けてあげたい、そんな気持ちで日本海の夕日が浦と言う海水浴場に。生憎の海の日ではありましたが、日曜の午後からの数時間は日焼けするほどの快晴に。また、雨交じりの海の日も浜辺の生き物を探す自然にも触れる機会に8歳と4歳の記憶に少しでも残れば・・・・。それにしてもやはりこんな休日は渋滞が、帰宅時は雨も厳しいエリアも有りドライブ気分に浸る感じではなかったかな?
で休日前の宵山の晩は
・Chardonnay’87 Robert Mondavi
・Gevrey Chambertin’81 Louis Jado
・Gevrey Chambertin’98 Joseph Roty
京都の夏の風物詩の祇園祭りも終わってしまいました。もう少し下世話な話ですが、売り上げておきたかった・・・・。
ですが、昨年の稚児さんのお隣を務められたお子さんをお持ちのムッシュも浴衣姿でご家族でお顔を出していただけるなど何時もながらご愛顧いただく皆様には感謝の気持ちで。
奥様のおらぬ間に、そんな感じで僕のカウンターにお一人でお越しいただけるのも嬉しきものです。以前お飲みいただいたモンダヴィシャルドネの印象が強く!そんなお言葉に今や希少にもなりつつあるヴィンテージの’87のボトルを。
流石にこのボトルも未だに息を長く。ただただ、やはとそろそろ進み具合がはっきりとも感じられそのポテンシャルにも限界が見え隠れし始めてきました。まま、おそらくは僕もストックは尽きかけております。こんなノスタルジーな1本は、気心知れたこちらのようなムッシュと交わすのが旨味かと。
これまた連日となりましたが3連日とは言わない方がよろしかったようで・・・・。毎晩、お供の方が変わられるのも慣れてはおりますが。
ヴィンテージ’81のマダムは、久々で祇園町を離れられたことも大きな要因でしょうか?ブルゴーニュの’81は中々見かけなく、手元にあったものも大半はこちらに抜栓させていただいているような。
開けたては、やや生っぽいニュアンスが顕著ながらも徐々に果実の塊が意識させられるピノ・ノワールとしての優等生感を。
少し足りない、そんな晩はハーフでもう1本。同じジュヴレながらも’98は未だピュアな果実味で。ジョセフ・ロティと言うのも理由かもしれませんが、いずれにしても贅沢な晩でも。
止め処なく続く会話ながらも、軽く酔い始めた僕も含めて3名の他愛も無い内容にワインは一段と甘みを増していく気も。

入荷連絡
8月に予定されておりましたムッシュ、ヴィンテージ’60のシャトー・マルゴーが何とか店舗セラーに届きました。外観からは、何も問題はないかと思われます。
よろしくお願いいたします。

                    Sommelier R.Imamura