Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

夏のお届けに

f:id:Budounokura:20220624171803j:image

本日も伏見稲荷へ。出だしは灼熱の太陽なのですが、山に入り始めると木々の木陰に一気に空気が変わります。そこまでが、身体の重さを感じますが それでも今日は汗が流れ続けます・・・・・。

帰宅後は、トライアンフとベスパを移動して 念願のバイク用のゴムシートを設置しました。10mmの1mx2mですので、丁度よく オイル漏れが少しづつ流れてしまう僕の鉄猫さんの下に。それにしてもネットと言いますかAmazonさんで探すと何でも見つかるな・・・・・。無駄な出費なのですが。まま、兎に角水を流してもオイルの染みは中々手ごわいので。ヴィンテージ’66なので、オーバーホールをしてあげないと!なのですが 粘っております。

そして、もうひとつの出費はiPadを 懸案のストレージ不足を一気に解決しました。中古の備品ですが、8倍ほどの容量だと今までの 時間の無駄を今更ながらです。ほぼデータの移行や設定も完了いたしましたので、ストレスは解決です。ただねえ、まま仕方ないか、数年で買い替えていかないと前回のパソコンの恐怖も忘れられませんので。

で 昨夜も待ちぼうけだな・・・・・

・Chablis Fourchaume’04 La Chablisienne

店舗の薔薇も小ぶりながら毎日少しづつ咲き続けて。自宅では、シンボルツリーのシマネトリコの花が今年も爽やかに咲き乱れて。正に咲き乱れて!の大量の愛らしい白い細かい花弁ですが、凄まじい落花で 掃除しても玄関周りは落花の絨毯です。問題はお隣さんに干渉してしますのでお掃除も追加するのですが、きりがないので。

今回もご依頼をいただけました。前回の意思の疎通に乖離はありましたが、まま 何度もご依頼をいただいておりますので。夏のお持たせになりますかね?シャブリのご指定でした。シャルドネであれば?とのご意向もありましたが、まま 最後の1本のフルショームがありましたので これが最適かな?でしたので。

ヴィンテージ’04の やや淡いスタイルながらもプルミエ・クリュの酒質の上品さに この暑さの中に ぴったりの逸品かと。

なのですが、配送業者さん 相変わらずご依頼しても行き違いが多すぎます。お酒専用の箱をお届けいただけず 明日になってしまうとのこと。なので、明日の発送になりますが 暫くお待ちください。ちゃんと冷蔵で届けてよ!です。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'92'79

f:id:Budounokura:20220623180057j:image

本日は、筋トレを。異常な暑さにエアコンを!と思いましたが、どうせ汗だくなので トレーニング中は我慢をして。その後は、ダイニングではお犬様の為にもクールに。

半身浴に出勤時にも汗だくですので、水分補給は必須ですが よくこれだけ汗がかけるな?と。

そして、昨夜は やってしまった・・・・・。一応、本日のお昼間に確認だけは出来ましたので今のところ事なきなのかもしれませんが 初めての失態に心より申し訳なく。

で 昨夜は久々に素晴らしきワインを

・Cabernet  Sauvignon’92 Dalla Valle Vineyards Napa Valley

・Hautes Cotes de Beaune’79 J.Chauvenet Tastevignage

忘れ去られていたようなこの6月の展開でしたが、昨夜は何となく。

またまた、担当者さんは変わられていましたが 例のデベロッパーさんがワインを持ち出しに。ヴィンテージ’80のご指定に、これもまた中々沢山の手持ちはないもので。ですが、意外にボルドーが無く ブルゴーニュの手持ちが2本あるのは記憶に有り。

ベルターニャのヴージョと ルネ・フルーロのサントネイの中で 後者を。まま、価格の問題もありますが 赤ワインでは、この2種のみでしたが 今回もワイン商に丁度’80はオファーを掛けていましたので これもこれで。それにしても、オールドワインを幾つもお渡ししておりますが 抜栓に現場はどのような状況なのか?気にもなりますが。

久々にお越しの若社長、今宵も多少は飲み込まれておりましたが 今宵はより長い晩を楽しみたいのも よくよくご理解出来る 素敵な女性とともに。

珍しくカリフォルニアのご指定に 偶には珍しき ダラ・ヴァレにて。マヤまで行きますと やや やりすぎ感もありますが このカベルネ・ソーヴィニヨンだと シンプルなエチケットながらも その酒質は マヤにも劣らないのでは?の充実した果実の塊です。ほどよく こなれたヴォリューム感がパワーだけではない 上質なナパ・ヴァレイを。

まだ飲めますかね?でしたが、ブルゴーニュの熟成でしたら。

ヴィンテージ’79は、お連れのマダムにニアミスでした。ヴィンテージ’80とは想定しておりませんでしたが 大人の女性はこのあたりなのかも?しれません。

前回の抜栓よりも明らかに モカのニュアンスがむんむんと広がり はあ これがやはりオールド・ヴィンテージの正しき姿だな!と恍惚の流れなのです。流石のタストヴィナージュのエチケットが張られる 評価を受けた逸品は 今回も深夜に 優しく応えてくれたかと。

これに懲りずに またまた ご一緒によろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura

なんか いい話を聞いた晩で

f:id:Budounokura:20220622180038j:image

本日も伏見稲荷へ。梅雨時期にスケジュール良く、ノルマがこなせると気分も良いですが 異常な湿度に疲労感が早くも。エアコンもエアコンで身体には負担が正直。

また、本日もワイン商からのオファーが。この数か月 えげつない売れ行きに 買いたくても買わせていただけなかったこのワイン商のリストが遂に今回はゆっくりと。原因は定かではありませんが、一時的に色々な大きな動きは 良く出るか?まま、一時的な大きな利益と捉えるか。とは言え、僕はインデントのワインが到着し続けて 追い込みを掛けられております・・・・・・。

で 昨夜は久々に なんか いい話を聞きました

・Nuits Saint Georges Vieilles Vignes’13 Daniel Rion 500ml

土砂降りの晩でした。

深夜にふらりとお越しのムッシュは、190cmはあられる 恰幅の良い紳士で 背広の方は かなり濡れておられましたが随分飲んだご様子で今宵最終の1杯を。

ビールとハイボールを数えきれないほど?とのことでしたが、でしょうね かなりお強くお見受けしますし 穏やかな語り口に こちらもお話をしたい気持ちが。

どこかしら辛気臭い内容だったかもしれませんが、最後は少ししんみりとされ 涙もろいお年の頃も感じられました。ほとんど関わりもない関係ではありますが、そんな内容にも至るところが こういったバーの立ち位置としても存在意義を感じていただければ幸いです。基本は楽しく飲めることが最大の目的ですが、偶にはこんな しんみりも僕は好きです。

ワインも素晴らしいのですが、出すぎず寄り添う ニュイ・サン・ジョルジュの古木です。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'00 トスカーナ入荷分

f:id:Budounokura:20220621172201j:image

本日は雨でしたので、自宅で筋トレを。

強烈な湿度に不快指数は最大値ですが、汗が引かない・・・・。店舗はしっかりとエアコンで空気を冷やしますが、中々厳しき季節です。

そして、選挙か・・・・・。嘗てのように選挙期間中は静けさ?と言うのも過去のことなのかもしれませんが、微妙に今回は京都が注目されておりますが どうだろうなあ?どちらにしても僕の選挙区は 健太ですか。微妙な日割りでもありますが。

で 白旗に近い状況ですが

・Tua Rita Perlato del Bosco’00

・Ca’Marcanda Promis’00 Gaja

いずれにしてもワインの入荷は止まらない・・・・。まあ、必要と思い込んでの仕入れですので いずれはご所望がいただけるものだと。

ですが、本日は珍しくワイン商からは 検品段階で漏れの状況が酷くお届け出来ない!との銘柄も。これは致し方ないのですが、実は届くのが必要でもあったヴィンテージ’74の これもまたイタリアの南部のものですがマストロベラルディーノのタウラージで。これは過去にも1度抜栓しておりましたので懐かしさもありましたが 残念でも。

そして、画像はこれもまたトスカーナの入荷分で。

どちらも造り手としてはトップクラスのものですが、キュヴェとしては彼らのエントリークラスでもあるもので。

’90年代からワインのリリースがなされ 直ぐに評価を得た造り手ですが、印象的なエチケットとともに何度も機会が得られるトゥアリタ。サンジョヴェーゼでトスカーナのカジュアルな部分も表現しておりますが、これもまた熟成を経て しなやかで滑らかな キャンティとは一線を画して。

王様のアルバイトですか、ピエモンテからボルゲリの地を得て ボルドー・スタイルにも挑戦を。まま、ガヤと言えばネッビオーロなのですが 当然ながら野心的なカベルネ・ソーヴィニヨンも。そして、このカマルカンダのプロミスはメルロー主体でシラーなどを。こちらも 嘗てはリリース時に試飲会なども有ったような記憶もありますが ファースト・ヴィンテージだったのでは?のミレニアム・ヴィンテージにて。

足元は悪いのですが、よろしければ。

Sommelier R.Imamura

トスカーナを代表する造り手

f:id:Budounokura:20220620171748j:image

本日は、愛犬の トリミングを。

誕生月の今月は映画の割引が為されるようでしたが、月初と結末は含まれていないようで 先日のトップガンには使用出来ず 今日もタイムスケジュール的に無理でしたので使えなさそうです・・・・・。

そして、何時ものトリミングのお姉さんですが どうやら人手不足のようで次の予約が変則的に。流石にワンオペは難しいだろうな。お犬様も命が有りますからね、一応信頼しておりますが。

そして、その間に またまたの出費なのですが iPad をまたまた。破損等ではないのですが ストレージ不足が醜くて一気に8倍ほどになりましたが、必要経費にはなりますか・・・・・。微妙に10.5インチって またケースが必要になりますやん!まま、随分 頑張ってくれた革製のケースでしたので 次に行きましょう!

その間に落下等が無いことを祈ります。地震も怖いですな。

で もう今月は持ち出しは覚悟かと・・・・

画像は、トスカーナを代表する造り手の2本を。

このエリアを代表する銘柄の最大のものとして キャンティは避けて通れない。とは言え、シャブリ同様に このキャンティにも クラシコ に リゼルヴァと3段階の格があり このクラスのリゼルヴァになりますと しっかりと重厚な味わいのボトルも多く この最大の造り手のアンティノリのものになりますと 20年ほどの熟成を経て典型的なTボーンステーキなどに好相性となりますか。

ラ・ブラッセスカのメルローなのですが、この造り手も 先のアンティノリが買収いたしました。何処の世界も同じようなご時世ですが これもまた懐かしいボトルです、イタリアンのレストランでお世話になっていたころに この手の銘柄を幾度となくお勧めしていました。正に ちょっとパスタと一緒に?なんて感じで。イタリアのこんなボトルも未だに ワインバーに届けてくれる特殊なワイン商の存在に感謝しながら。

Sommelier R.Imamura

これも マグナムにて

f:id:Budounokura:20220619171000j:image

本日も懲りずに営業中です!

京都は観光の方々も汗だくの不快指数です。筋トレをしながらも汗だくで、午前中はエアコンは我慢しましたが午後からはダイニングはエアコンを。部活のお休みの次男はダイニングで王様のように振る舞いますが自分の部屋もいないのにエアコンを。久々の頭を叩きましたが、幸せだな・・・・・。

で 何とも厳しき戦いながらも いずれにしても営業させていただける幸せを感じながらの耐えの期間であれば良いのですが

画像は、これまたマグナムを。

こちらもイタリアですが、今回はトスカーナの逸品を。

ヴィンテージ’00のイル・カルボナイオーネ。まま、取りあえずは ヴィットリア・フィオーレなんでしょう。彼が所有する自社畑でサンジョヴェーゼのみにてバリックを使用する人気の銘柄で。ファースト・ヴィンテージも’92からなので、このあたりのヴィンテージから比較的手に入りやすくなった印象ですが それでもこの段階でのマグナムとなりますと懐かしさと期待に大瓶のマジックもまた期待させられます。

ペトローロのトリオーネ、ヴィンテージ’99の これもまたサンジョヴェーゼにて バリックを。スタイルは同様なのですが、印象としては先のモダンなスタイルと ややクラシックなペトローロかな?色々な意味で、この時代は変化が為されたものの 個人的には やや素朴な印象を与えるイタリアの太陽の味があっけらかんと。

どちらも楽しき集いの機会に如何でしょうか?

6月が終わってしまう・・・・・・・。

Sommelier R.Imamura

また マグナムを買ってしまい

f:id:Budounokura:20220618172916j:image

暑い!中でしたが伏見稲荷へ。

時間帯もありましたが、観光の方々の姿も増えております。

そして、今日はあの大阪の地震から4年か。亡くなられた女の子のことを考えると 僕の問題は小さなことかもしれませんが、店舗に急いで出向いてワインセラーの中の割れたボトルの掃除に1日掛かりだったことも記憶に。取りあえずの現状確認でトライアンフで飛んで行きましたが、直ぐに帰宅をする際には もう渋滞が起こっており あのサイズの地震でも京都も慌てていたことを。対処の大きな改善も出来ておりませんが、何事も無いことを・・・・・。

で 昨夜は まま取っ掛かりはいずれにしても

・Lungarotti Rubesco Riserva Monticchio’97

忘れ去られたようなこの6月を過ごしておりますが、兎に角お越しいただける機会でお初な方であれば 可能な限りの対応を。当たり前のように既存の顧客の方々と同じ感覚では接することは不可能でしょうが、まま とは言え京都にこんなスタイルのオールド・ヴィンテージ ワインバーもあっても よろしいような気もいたしますが・・・。

画像は、これまたマグナムをイタリアワインにて。

ヴィンテージ’97は、嘗ては良年とのことで騒がれておりました。賛否は有りますが、勿論 素晴らしい作柄であることは間違えないようです。

そしてこの ウンブリアの伝統的な造り手の ルンガロッティは個人的にも懐かしき造り手のひとつ。サンジョヴェーゼ と カナイオーロにて仕込まれる 彼らの最上位のキュヴェですが こんな段階で市場に出てきているのも 様々な思惑を感じさせらます。本音では、もう暫くは熟成させてあげたい逸品ですが 偉大なジョルジョ・ルンガロッティの亡くなられたのが1999年でしたので、幾らかは携わられたこととも想像しながらの抜栓も粋なものかと。

少しお人数が集まられれば、是非。

Sommelier R.Imamura