Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'73'64

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本日は、筋トレを。愛犬のお散歩も!と意識は有りましたが 少し寒いと億劫になってしまう。

お犬様には申し訳ないけども トレーニングのみで テレビになってしまいました。

とは言え、懲りずに本日の日曜日も 営業中です!1月の苦戦は、予想はしていましたが 全くと言ってよいほど 動いておりませんので よろしければ。

で 一昨日の後半戦を

・Chambolle Musigny'64 P.A.Andre

・Fleurie'73 De La Presle Mommessin

成人式か、まあ 僕は帰省しなかったので参加もしておりませんが 特に女の子と その親御さんは可哀想だなぁ。ちなみに我が子は 全く興味無いようで 参加しないようです。取り敢えず、彼なりには きっと充実してるかな?まま、頑張って欲しい。

横浜からのご夫婦には、何時もお世話になっていることもあり お越しの際は目一杯の 興味深いボトルを。ヴィンテージ'77'73と ピエモンテを抜栓していたので ヴィンテージ'64も開けない訳にはいかないでしょう。昨年末の ヴォーヌ ロマネの印象は強くのこっておりましたが シャンボール ミュジニを。比較出来たのは僕だけですが、明らかに そのスタイルの異なる味わいに ボトルむらも有るでしょうが こちらの方が進んでおり。まま、'64らしさと言えば もう直ぐ60年ですからね、それくらいの熟度は当然でした。ブルゴーニュの時の流れを鑑みると村名の格で 考えると寧ろ素晴らしく華やかなピノ ノワールの熟成かと。

〆は ボージョレを。この方々にお試しいただきたかった。ワイン商も為されておられるご夫婦には こんなワインにもアプローチをしていただければ。ガメイのオールドも 綺麗に熟成すると ブルゴーニュピノ ノワールを凌駕するほどの 美しい オールドヴィンテージの世界観で。

とは言え、2日後の本日は もう既に厳しい状態には 致し方ないか。

今年もよろしくお願いいたします!

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'96'77'73

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本日は、久々の二日酔いで。愛犬のお散歩と お風呂しか こなせなかった。まま、休息を取ることも必要なので それも有りでしょう。

高校サッカーも あと1試合か。コロナの陽性で辞退は可哀想だなぁ。折角、静岡学園に勝てたのにね まさかではありましたが。もうひと試合を見ると 京都代表の東山は善戦したのだと 妙に。

で 今年のスタートが やっと

・Mercurey'96 Louis Jado

・Dolcetto d'Alba'77 Fontanafredda

・Barbaresco'73 Fontanafredda

今回は取り敢えず前半戦のみを。計5本を多少は、ボトルには残りつつも しっかりと。

新年のお参りを兼ねたご来店は横浜から。土曜日とお伺いしていたような?でしたので、予期もせずに ワインリストの更新を必死にしていましたが。

白ワインからのスタートは、これが懸念を吹き消す素晴らしいブルゴーニュで。ヴィンテージ'96あたりは賛否が付き纏うのですが、何のことない 非常に綺麗に熟れたシャルドネの厚い果実味で。

そして、今回は イタリアをお試しいただきたいとの思いも有りまして。

ヴィンテージ'77は奥様のヴィンテージでしたので フランスよりはポジティブな作柄のピエモンテですが このドルチェットだけを飲み込むと 淡い果実味の愛らしいスタイルの まま葡萄品種の名前通りの印象で。

ですが、その対象として抜栓した バルバレスコは 明らかに そのステージが異なった。勿論、ドルチェットに問題が有った訳ではないのですが ヴィンテージの違いも有りますが ネッビオーロの高貴な葡萄品種と言うことが はっきりと感じられる ふくよかてろ 滑らかな果実味に圧倒されて。

後は 次々とボトルを抜栓したことも有りますが 事実は明白で ドルチェットの方は ボトルにワインは少し残ってしまっていたな。まあ、致し方ない。

残りの2本は明日にでも。

Sommelier R.Imamura

モエの 入荷分

知事さんの保身の思惑も有るでしょうが 吉村さんは少し冷静さも保っているかな?まあ、方針には従わざる負えないのかもしれませんが 相変わらず新年は始まりませんが 何とかアルコール業界にも理解を求めたい。来週は、何にしても 東京への予定が有りますので 不要不急には当たらないので。

また。本日は 伏見稲荷へ。新年より ペットの同伴は禁止されております。初詣の方々のお人の波も少し落ち着いておりましたが また 連休は戻るかな?まま、それでもそこまででしょうが。自宅前の琵琶湖の疏水も 水が抜かれ例年通りの作業は粛々と。

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重い腰を上げて デスクワークもこなさないと!と 久々にパソコンを立ち上げる時間も余裕で。

棚卸しすら サボっておりましたので 当然ながら 会計処理などほぼ。ですが、折角 資金繰りを苦しみながらも仕入れたオールドヴィンテージボトルを ワインリストに入れないのは 勿体ない怠慢です。そろそろ 解決していかないと!と怠けた心をリハビリしないと。

そんな中の シャンパーニュの入荷分は モエが。ぱっと見は、通常のモエのロゼに見えますが そこは僕の入荷ですので グラン ヴィンテージの'00です。そろそろ?そろそろ?かな?明らかな熟成とは行かないものの 滑らかに泡の質感を果実に閉じ込めて繊細なバランスへと昇華していることと。

よろしくお願い申し上げます。

Sommelier R.Imamura

500mlって?

はあ、また やんのか?沖縄は、そうだな 致し方ないのか?広島と山口か なんで 飲食店だけなの?エビデンスってやつは どうなったのよ?なんで夜だけなのよ?京都も 時間の問題かもしれませんが 兎に角なぁ、勘弁して欲しい。

とは言え 新年は相変わらずの 開店休業状態です。微妙では有りますが、何とか 新年のご挨拶をさせていただきたいものです。よろしくお願い申し上げます。

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で 本日は 新年の入荷が

昨夜のワインセラーの整理は効いたな!兎に角 先日の工務店さんの代表も驚くほどの ワインのストックです。他店さんでも大型のウォークイン ワインセラーの施工もされているご様子ですが 此処ほどは!とのことで、そんな状態なのに 僕の場合は このメインセラーだけに留まらず 台下冷蔵庫にも目一杯入ってますよ!顧客の皆様をがっかりはさせたくない。そんな ストックを守り続けたいものです!

今回は ブルゴーニュが意外にこれだけで。

ヴィンテージ'90の アンリ ルプルソー、ジュヴレですが この偉大な作柄は何本持っていても後悔はしないだろう。

ハーフボトルのフレデリック マニャンの ポマール グランゼプノ、ヴィンテージ'03は ある意味'90にも 匹敵する作柄ですが まま ハーフボトルの需要も時として威力を発揮します。

そして、この衝動買いの 500mlのブルゴーニュ。ヴィンテージは'13なので正直 通常であれば 僕は仕入れないのですが この中途半端なサイズに惹かれて仕入れてしまった。ダニエル リオンの ニュイ サン ジョルジュの古木から仕上げられたもの。お恥ずかしながら この辺りのヴィンテージ チャートは 全く頭に入っていなくて・・・・・

まま、よろしければ おひとりでも。いや、僕の飲み分が減るな・・・・・

Sommelier R.Imamura

サンテステフの入荷分

虎年だけどなぁ、怖かっただろうな 怪我の具合は気になりますが 虎は本能だろうから仕方ないよなぁ?ミスが無いことを 厳重にしなければならないと。

本日は、昨年の痛ましい事件も有りましたので 店舗に消防が入りました。午前中でしたので まま 管理人さんに立ち会いはお願いする形ですが その為に昨夜は 改めて 確認作業を。

まあ、常に そんな必要の無いように準備はしていないといけないのですが 限られたスペースですので そんなかんたには。まま、ご連絡もないので 一応問題は無かったのかと。

とは言え、お昼過ぎには店舗に灯油を運んだので 時間差でしたが。

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で 昨夜は 2022年のスタートと言う訳にはいきませんでした。世間は まだまだ お正月モードかな?気持ち良く 新年ワインを抜栓したいもののですが 焦らず お待ちしております!

ちなみに 明日には早くも本年のワイン入荷分が届く予定です。昨年分も まだご案内できていないものもあるのに!ですが ワイン商にもご迷惑をお掛けしておりますので 引き取りは致し方ない。

なので 昨年末の入荷のボルドーを。サンテステフの3本です。

ヴィンテージ'99の ハートのエチケット。これはまだ 幾分飲み頃には早いかな?ですが ’90年代のこの銘醸ワインも希少になりつつの人気シャトーで。

ヴィンテージ'91の シャトー モンローズ。サンテステフのもうひとつの人気のシャトーですが このヴィンテージは やや地味なものの 既に非常に柔らかく 何時も外交的な しなやかな味わいの作柄ですので お勧めです。

ヴィンテージ'82の シャトー ド ペズ、格付けシャトーではないものの この偉大なヴィンテージは 常に人気で また 格下のシャトーでも 素晴らしい熟成を経たものが多く。この ペズもまた ポジティブで お買い得なものと思われるお勧めの逸品です!

ボルドーも 偶には飲みたいのも 当たり前かと!

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'88'85'73

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本日より 2022年の営業を再開いたします。

我が家では 明日からじゃないの?との とぼけた コメントもありましたが まま 今年も貧乏暇なしで 頑張ります。相変わらずの 初詣では なんでだろう?今年も 凶のち吉 だったのです。もう、御神籤には期待出来ないな?まあ、この とらまえ方にも賛否が有るようですが。

そして、2日3日の お楽しみは テレビから離れられません。朝6:00頃から 特集番組も含めて 箱根駅伝を。兎に角、今年の涙を全て出し切るくらいに。心揺さぶられる学生の力走に 涙腺が 弱くなってるおじさんで。結果は、やっぱり 凄いなぁ!でしかないのですが 青山は来年も 特別だなあ。また、1年後に!

で 大晦日の ご夫婦との出会いが

・Vosne Romanee'88 Charles Noellat

・Chateau St Estephe'85 St Estephe

・Barolo'73 Vietti

晦日のご予約に嬉しく。昨年は何時ものメンバーのご来店が無かったので結果的には、本当に意味あるご来店であり しっかりとお邪魔をしてしまい。

ヴォーヌ ロマネ か シャンボール ミュジニが!とのことでしたが そうだなぁ?と色々とお話も。本当の意味での 飲み頃のワインを ちゃんとご理解いただく機会を得られることこそが にょっとしたら?

ちょうど良い頃合いのヴォーヌ ロマネのヴィンテージ'88が ご予算もそうですが 奥様のヴィンテージであったことが 後押しで。

そして、当然のような流れで2本目の ボルドーへと。普段は飲まない!ブルゴーニュしか!でしたが、少しご予算は落としても 認識が変わられれば。熟成すると しなやかに 今迄お飲みになられていたカベルネ ベースのものとは異なることを。そして、この流れで ヴィンテージ'88は まだ若いんだ!との奥様のコメントに意味が。この サンテステフ、嘗ては訝しながらも仕入れたものの 僕も認識を変えた 素晴らしいシャトーでした。これで最後のボトルでしたが。

そして、3本目は 少し無理を。ヴィンテージ'85は ご主人のお年でした。なので?と言うのは相変わらずの 失礼なお願いでしたが イタリアは?とのお願いを。しかもご予算は、少し上昇るお願いで。イタリアそんなのは嫌だ!でしたが、そこを騙されたと思って!とのお願いで ヴィンテージ'73を!エゴの塊の。

とは言えこの ヴィエッティのバローロ、イタリアの王様のバローロですよ。これまた 柔らかくブルゴーニュ タッチの逸品で ご夫婦の認識は大きく変わられたのでは?

何とも素晴らしい 大晦日のひとときでしたが ご主人とともに 紫煙もあげて これもまた ソムリエ冥利に尽きる晩になりました。予定外のご予算になってしまったかもしれませんが 良きご縁であることを 切に願います!よろしくお願い申し上げます。

Sommelier R.Imamura

2022年 あけましておめでとうございます

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2022年 あけましておめでとうございます!

新年も1日2日と 素晴らしいお天気で 久々の休日を堪能しております。

と言いながらも 今年も初詣の 伏見稲荷大社での 御神籤は 凶のち吉で げんなりと昨年同様の気分で。まあ、何にしても 昨年も 何だかんだと乗り越えましたので今年も 必死に生き延びようと奮い立たせて!

ただ、ご近所の伏見稲荷大社の参拝の方々のお人数が 明らかに増えていた。そんなお人の心持ちが コロナ禍から 少しずつ変化していっていれば様々なビジネスにも良い影響を与えるものと期待いたします。

そして、昨年の最終の営業は 新たなご夫婦との素敵な出会いも有り 正にオールド ヴィンテージ ワインバーの真骨頂というべき晩で これは後日にて。

画像は、年の変わる瞬間の東大路四条通りの交差点。今年も 警察の方々は20人ほどの交通整理で しっかりと行列が。ただ、雪も落ち着きつつの状況ながらも 外は冷蔵庫でしたので テナントビルの界隈は もう マナーの悪い若者ばかりで 早々と看板は下げました。お見かけする限りは、アダルトな方のお姿は少なく 行列も例年よりは早くなくなり3時には 交通規制も解除され。

そして、初日の出を望む前に 久々の京阪電車での帰宅を。

ということで 本年も 何卒 祇園ぶどうの蔵 オールド ヴィンテージワインバーを ご愛顧のほど よろしくお願い申し上げます。4日よりの 営業再開になります。

Sommelier R.Imamura